「カナダ、トロントでの家探しの方法を知りたい!ホームステイから新しいところに引っ越したい!」
そんな皆さん、安心して下さい!
今回は、カナダ留学二年目で、引っ越し経験豊富な僕が、カナダ、トロントにおける家探しの方法を詳しく紹介していきます。
この記事は次のような人にオススメ!
・カナダ、トロントでの家探しの方法を知りたい!
・そもそもどんな種類の住居があるのか気になる!
・家探しの有名サイトを知りたい!
・カナダ版内見時チェックリストが欲しい!
大前提として、カナダにおける家探しは、日本のように不動産を介して見つけるスタイルではありません。
自分で、専用のサイトなどを駆使し、いい物件を見つけ、家のオーナーに連絡を取り、内見をして、契約する。
お気づきの通り、自分自身で全てをしなければならない、すんごく面倒臭く、危険も伴うものとなっております。
そのため、本記事をしっかり最後まで読んで頂き、カナダ、トロントにおける家探しの方法を正しく理解していただければ嬉しいです!
以下が今回紹介する内容です。
1, トロントにおける住居の種類を知ろう!

家探しをスタートする上で、カナダ,トロントにおける住居の種類を知っておくことはとても重要です。
主に、5種類あります。(価格帯は2023年の夏の数値を参考にしております)
①ホームステイ
- スタイル: ホームステイはカナダの家庭で生活する形式で、文化体験が豊富。また、食事や掃除などの家事が含まれていることが多い。
- 価格帯: 月額900カナダドルから1500カナダドル程度。
- 注意点: 家庭のルールに従うことが必要で、自由度が低い場合あり。自分の環境、スペースがないと絶対ダメという方には△。
- おすすめポイント: ホストファミリーにもよりますが、英語を毎日使う機会が多く、英語力向上に非常に効果的です。カナダの生活を直接体験できるのもメリットの一つと言えます。
②ルームレンタル
- スタイル: ルームレンタルは、一軒家やアパートの一部屋を借りるスタイル。他のテナントとリビングルームやキッチンなどの共有スペースを共有。大体は自分だけの部屋があり、プライバシーはある程度保たれる。
- 価格帯: 月額750カナダドルから1000カナダドル程度。地域や物件の条件による。
- 注意点: 同じ物件に住む他のテナントとの相性が重要。また、家主との契約条件や物件のルールをしっかりと確認しておく必要あり。ユーティリティー(水道・光熱費)が含まれているかどうかも要確認。
- おすすめポイント: 自由度が高く、物件内の他のテナントとの交流を通じて新たな友人を作る機会もあります。また、住宅費用が比較的低いため、生活費を節約することができます。特に、長期間の滞在を予定している留学生にとっては、経済的な選択となる可能性が高いです。
③ルームシェア
- スタイル: ルームシェアは、他の人と同じ部屋を共有するスタイル。一部屋の費用を複数人(大体は2人)で分け合うため、生活費を大幅に抑えることが可能。しかし、プライバシーはほぼゼロ。
- 価格帯: 月額500カナダドルから900カナダドル程度。地域や物件の条件による。
- 注意点: ルームメイトとの相性がとても重要。また、ルームメイトとのルール作りや生活習慣の合意が不可欠。契約内容を確認し、ユーティリティー(水道・光熱費)が含まれているかどうかも要確認。
- おすすめポイント: 最も経済的な住居選択肢であり、特に生活費を抑えたい留学生におすすめです。カップルや友達同士でのルームシェアは一般的ですが、他人とのルームシェアはかなりレアケースです。また、他人との共同生活が合うかどうか、自己理解が求められます。
④サブレット
- スタイル: 既存のテナントが一時的に空ける部屋を借りるスタイル。契約期間は短い・柔軟ではない場合がほとんど。多くのサブレットは家具付き。
- 価格帯: 月額900カナダドルから1500カナダドル程度。
- 注意点: 借主との契約であるため、法的な問題が起きた際の保証が少ない可能性あり。
- おすすめポイント: 良い物件をかなり安い値段で提供しているテナントも多いです。そのため、運が良ければ、安くとても良い物件を借りられるでしょう。
⑤コンド
- スタイル: 個人でアパートメントやマンションを借りるスタイル。自由度が最も高い。しかし、費用はかなり高い。
- 価格帯: 月額2000カナダドルから3000カナダドル程度。
- 注意点: 自分一人で住むとなると、かなりの費用が掛かるため、友達とのシェアなどが必須。また、メンテナンスや設備の故障等に対応する責任がテナントにあることが多い。さらに、長期間の契約が一般的で、最低でも1年がほとんど。
- おすすめポイント: 完全にプライベートな空間を享受でき、自分のライフスタイルを最大限に生かすことができます。また、多くのコンドにはジムやプールなどがついている場合が多いので、一つ上の生活が体験できるでしょう。
上記5つが、主なカナダでの住居スタイルです。皆さん、お気づきの通り、結構高いです。。。
2, 家探しサイトで物件情報をチェック!

どのようなスタイルの家に住みたいか大体検討がついたら、次は実際に物件情報を見ていきます。
大体のサイトでは、費用や場所、家具付きか否かなど設定できるため、それらを使くうことをお勧めします。
以下では、僕が思う最強の家探しのサイトを5つ、それぞれの特徴と注意点と共に、紹介しております!
① e-Maple(https://www.e-maple.jp/)
- 特徴: e-Mapleはカナダ特化型の日本人向け情報提供サイトで、賃貸物件の情報のほかにも生活情報なども網羅しています。カナダに来る日本人留学生でこれを使わない人は珍しいくらい有名です。主に、ルームレンタル、ルームシェア、ホームステイなどが募集されています。
- 注意点: トロント以外の地域情報も含まれているので、検索条件を絞り込む必要があります。日本人を狙った詐欺なども多くありますので、後程紹介する【詐欺には気を付けよう】を参考に気を付けてください。
② Kijiji(https://www.kijiji.ca/)
- 特徴: Kijijiはカナダで最も人気のある広告掲示板サイトで、部屋探しから家具の購入まで幅広いニーズに対応します。恐らく、Kijijiは最多の物件情報を持っています。種類がとても豊富です。
- 注意点: こちらも個人が投稿するため、詐欺の可能性があります。常に注意深く、物件や契約内容を確認しましょう。
③ Craigslist(https://toronto.craigslist.org/)
- 特徴: Craigslistは世界中で使われる広告掲示板で、トロントでも賃貸物件のリストが豊富です。主に、サブレットやコンドなどの物件情報が豊富です。ルームレンタルはあまり見かけません。
- 注意点: 繰り返しになりますが、個人が投稿するため、詐欺の可能性もあるので注意が必要です。物件の詳細や契約内容をしっかり確認し、可能であれば物件を見学しましょう。
④ Airbnb(https://www.airbnb.com/)
- 特徴: Airbnbは短期間の滞在に特化したサイトです。即時予約が可能で、写真やレビューを確認できます。特に、1週間~3カ月のみの滞在はAirbnbが一番簡単に見つけられます。
- 注意点: 長期滞在の場合、費用が高くなる可能性があるので、その点を考慮に入れて検討してください。また、予約時にはキャンセルポリシーを確認しましょう。
⑤ Facebook Marketplace(https://www.facebook.com/marketplace/)

- 特徴: Facebookのマーケットプレイスは、地元の人々と直接やり取りができ、リアルタイムで情報を探せます。様々な物件情報も掲載されています。
- 注意点: この5つの中で、一番詐欺被害が多いと言っても過言ではありません。また、Facebookアカウントが必要になります。
上記がトロントで主流の家探しサイトです。僕の感覚では、e-MapleかKijijiを使っている人が多いと思います!
3, 内見の際は隅々までチェックしよう!

内見する際は、しっかりと部屋の中、家の中を見て、自分が生活しやすい環境かどうかを確認しましょう。
また、内見前、オーナーや現在のテナントに聞きたいこと、確認しておきたいことをリストアップして、準備しておくと、スムーズに後悔なく家探しを終えられると思います。
以下は、確認しておいた方が良いチェックリストです。是非参考にしてください!
(一応、英語での質問例も書いておきましたが、チェックできるものは出来るだけ自分の目でチェックする方がいいと思います!)
内見時チェックリスト
- 住人の性別:特に共有スペースを持つ物件の場合、現在の住人の性別と自分が同居することに快適かどうかを考えます。
- 英語で尋ねる場合→“What is the gender of the current occupants?”
- 英語で尋ねる場合→“What is the gender of the current occupants?”
- WiFiのスピードと安定性:インターネットのスピードを確認し、勉強や仕事、娯楽に必要なスピードが確保できるかを確認します。
- 英語で尋ねる場合→“Could you provide information about the speed and reliability of the WiFi?”
- 英語で尋ねる場合→“Could you provide information about the speed and reliability of the WiFi?”
- 家賃に含まれる費用:家賃には何が含まれているのか(例えば、電気、水道、ガス、インターネットなど)を確認し、それによって月々の出費を予想します。
- 英語で尋ねる場合→“What utilities or services are included in the rent?”
- 英語で尋ねる場合→“What utilities or services are included in the rent?”
- 部屋の鍵:特に共有スペースのある物件の場合、自分の部屋に鍵がついているかどうかを確認します。これはプライバシーと安全性の観点から重要です。
- 英語で尋ねる場合→“Is there a lock on the room door?”
- 英語で尋ねる場合→“Is there a lock on the room door?”
- 周辺の治安:物件の周囲の環境を確認し、夜間でも安心して歩けるかどうかをチェックします。近くに警察署があるかどうかも確認すると良いでしょう。
- 英語で尋ねる場合→“How is the security around the property?”
- 英語で尋ねる場合→“How is the security around the property?”
- 公共交通へのアクセス:最寄りのバス停や駅までの距離、頻度、運行時間を確認します。自分の生活スタイルに適したアクセスがあるかを確認します。
- 英語で尋ねる場合→“How is the access to public transportation?”
- 英語で尋ねる場合→“How is the access to public transportation?”
- 騒音レベル:特に学生の場合、静かな環境で勉強することが重要です。交通音、建物内の騒音、近隣の騒音などを確認します。
- 英語で尋ねる場合→“What’s the noise level like?”
- 英語で尋ねる場合→“What’s the noise level like?”
- 保証金や敷金:初期費用として必要な保証金や敷金がいくらか、そしてそれがどのような条件で返還されるのかを確認します。
- 英語で尋ねる場合→“How much is the security deposit or bond, and under what conditions is it refundable?”
- 英語で尋ねる場合→“How much is the security deposit or bond, and under what conditions is it refundable?”
- 敷地内の洗濯設備:洗濯機は部屋内にあるか、それとも共有スペースに設置されているのか、使用に追加の料金が必要かどうかを確認します。
- 英語で尋ねる場合→“What are the laundry facilities on the property?”
- 英語で尋ねる場合→“What are the laundry facilities on the property?”
- 建物の管理体制:建物のメンテナンスはどのように行われているのか、トラブルが発生した場合の対応はどのように行われるのかを確認します。
- 英語で尋ねる場合→“How is the property managed?”
- 英語で尋ねる場合→“How is the property managed?”
家を探すのにも精一杯なのに、チェックすることもあるなんて、めっちゃ大変そう。
その通り。家探しは思っている倍以上大変です。だからと言って、やけくそで適当に決めてしまうと、後々大きなトラブルになりかねません。慎重に慎重に。
4, 家探しの際の詐欺には気を付けよう!
上記でも、何度か申し上げた通り、トロントでの家探しにおける詐欺が本当に多いです。
僕の友達の中には、20万円ほど取られてしまった人もいます。
自分は大丈夫と思っていても、「英語」の環境では、バイアスがかかってしまいます。
そのため、「いや、まあここカナダで日本と違うからそんなこともあり得るか」という風に考え、少し無理のあるようなことでも受け入れてしまうのが日本人留学生あるあるです。
そのため、家探しの際は以下の5つの点に必ず注意してください。
詐欺かもしれない5つのサイン
- 事前の支払いに注意: 内見のためだけにお金を要求されたり、物件を見る前にも関わらず大きな金額を要求されることに警戒しましょう。これは、詐欺のサインです。
実際に、「現在旅行中で、内見の際に行けないから、部屋を自分自身で見に行ってくれない?その代わり、デポジットとして500ドル先に払って。」みたいな詐欺に僕自身合いそうになりました。 - 不透明な契約条件: 家賃が異常に安い、契約内容が曖昧または複雑すぎる場合は注意が必要です。後々、覚えのないお金を要求してくる可能性があります。
- 連絡手段: 実際に合うことを避けて、メールのみ、またはSMSメッセージのみで連絡をとろうとする家主には注意が必要です。詐欺師は通常、電話や対面での接触を避けます。
- 物件の確認: 契約前に物件を見学することは絶対です。画像だけでなく、絶対に実際の物件を確認してください。実際に、物件を確認せずにデポジットを払って、連絡が途絶えるという詐欺はめちゃめちゃ多いです。また、家主が見学の要求を拒否する場合は、ほぼクロでしょう。
- 身分確認の要求: 家主があなたの個人的な情報(銀行口座情報、パスポート番号など)を要求する場合は、その理由を明確に尋ねるか、友達、先生に相談しましょう。適切な理由がない場合、それは身元詐欺の可能性があります。
恐らく、上記の5つに注意しておけば、大体の詐欺は回避できます。
が、ここはカナダです。トロントです。日本ではありません。
本当に、「どういう種類の詐欺!?」と思うような、すんごい手口のモノもありますので、
家探しが大変で焦る気持ちはわかりますが、ぐっと我慢して、おかしいと思ったらまずは誰でもいいので相談するようにしましょう!
友達、学校の先生誰でもいいです!
もし、誰も相談する人がいなかったらCONTACTフォームから僕に相談してください!
大歓迎です!
おわりに
みなさん、最後までお読みいただきありがとうございます。
カナダ、トロントでの家探しは日本とは違い全て自分で行う必要があります。
そのため、とても面倒でストレスです。
しかし、特にそのような時に、甘いことを謳った詐欺などに引っ掛かりやすくなりますので、絶対に注意してください。
皆さんが、いい家を見つけれることを、願っております!
今回の記事や、留学に関することなど、なんでもわからないことや質問があれば、上のCONTACTフォームから送って頂ければ、丁寧に回答させていただきますので、お気軽にお問い合わせください!
また、僕のブログでは、「カナダでのバイトの探し方」や「留学先で外国人に嫌われる行動・言動(タブー)5選」などなど、留学生活・英語学習に役立つ情報を発信しています!
是非そちらもチェックしてみてくださいね。
それでは、ファイティン!
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