「自分の英語が伸びる気しない…何をやっても3日坊主で終わってしまう…シャドーイング自体何かわからない…」
そんな皆さん、安心して下さい!
今回は、英語力ゼロからローカルレストランでサーバーとして働けるまでの英語力を培った僕が、あなたの英語を成長させるために必要不可欠と言っても過言ではない、「シャドーイング」のやり方を徹底解説していきます。
この記事は次のような人にオススメ!
・本気で自分の英語力を変えたい!
・短期集中型の勉強の方が得意!
・シャドーイングのやり方を0から知りたい!
僕自身、この「シャドーイング」という勉強法に出会っていなかったら、英語学習を辞めていたといっても過言ではありません。
大学1年の2カ月間、本気でシャドーイングに取り組んだからこそ今の自分があると思っています。
それくらい、短期英語学習の中では最強な分、面倒で始めるのになかなかの体力がいるのは事実です。
従って、本記事では挫折する選択をできるだけ減らすべく、教材ややり方をなどをできる限り具体的に説明しています。
この記事を読んで、シャドーイングが出来なければ正直他のどこに行っても出来ないと思います。
それくらい自信がある記事ですので、是非最後まで読んでください!
以下が、今回紹介する内容です。
Contents
【シャドーイングのやり方徹底解説】#1シャドーイングとは
シャドーイングとは、流れてくるネイティブスピーカーの音声をできるだけ正確に真似して、後追いする練習方法。
です。
これだけでは想像しにくいと思いますので、以下より写真や図も交えて解説していきます。
上記のように、黒の ” The reason why I like …” という音声が流れてきたとします。
それを、赤のように ” The reason why I like …” とそっくりそのまま、スクリプト(台本)を見ないで、耳だけを頼りに、真似して後追いする。
これが、シャドーイングです。
この要領で、ネイティブの音声をどんどん真似して、発音していきます。
さらに具体的なことは、後程説明させていただきます。
現時点で、分からないのはあったりまえですので、ご安心を!
【シャドーイングのやり方徹底解説】#2シャドーイングをする利点
「いかにも面倒くさそうだな。自分にできる気がしないな。」とすでに思っている方が多いかもしれませんが、まだ諦めないでください!やる前からできそうに思えることは成長率も低いです。
このシャドーイングは何度も言う通り、すんごいあなたの英語力向上に役立つんです。
具体的に何がいいのかということですが、
ネイティブスピーカーが喋る音声に慣れ、徹底的に真似することによって、
- リスニング力の向上
- 発音やアクセントの改善
- 自然なリズムとイントネーションの習得
- 耳と脳が英語を聞くことに慣れ、抵抗がなくなる
などなど、お気づきの通り、めちゃめちゃ英語力向上に効果的なんですよ。
さらに、一日45~55分くらいだけですよ。
英語力が全くない私からしたら、絶対にできないと思うんですけど…
正直に言うと、中学英語は出来ないと少し厳しいかもしれません…
でも大丈夫!次項の中学英語が怪しい方向けの番外編を見たら、きっと自信がついてくると思うよ!
【番外編】中学英語が怪しい方へ
具体的なシャドーイングのやり方に入る前に、、、
「中学英語が怪しい方、英語の基礎が壊滅的な方」
正直、その状態でシャドーイングを始めても、かなり難しく、挫折する確率が高いです。
そのため、一カ月間で、ゴリっとできちゃう中学英語を完璧にマスターする本を以下に貼っているので、もし不安がある方がいれば、騙されたと思って、トライしてみてください。
英語が嫌いだった当時は英語だけに集中できる環境にありましたか?恐らく、違うと思います。
たくさん勉強することがある中で、英語といういかにも面倒臭そうなものを中途半端にかじっていたから、今でも苦手意識が付いてしまっているだけです。
以下の2冊は、本当にわかりやすく解説されており初心者の人でも必ず理解できるように作られています。
自分の英語に対する苦手意識を殺してくれる2冊ですので、是非挑戦してみてください。
【シャドーイングのやり方徹底解説】#3用意するもの
たった2つです!
- TOEICの公式問題集 (llBCのやつなら何でも)
- 音声のアプリ「abceed」(無料)
はい、これだけです。2個だけです。
正直、シャドーイング用の教材は何でも良いです。
しかし、多くの方が、第一ステップの、五万とある中から教材を決めていく中で、面倒くさくなり、辞めてしまいます。
従って、自分自身、そして僕の生徒さんの結果から、これらの教材に自信があるので、手間を省くべく、毎回この二点をおすすめさせていただいております。
また、TOEICの公式問題集の何がいいかというと、丁度いい長さの難しすぎず、易しすぎない文章がいくつもある点です。
よって、時間を無駄にしたくない!という方は、覚悟を決めて、ぱっと公式問題集を手に入れてください。
上記2つが、質と値段を考えたときに一番いいのではないかと思います!
【シャドーイングのやり方徹底解説】#4シャドーイングの具体的なやり方
それでは、お待たせいたしました。
本題である、シャドーイングの具体的なやり方を説明させていただきます。
忘れてしまった方にもう一度ですが、シャドーイングとは簡単に言うと、流れてくるネイティブスピーカーの英会話の音声をそっくりそのまま追いかけるように発音するトレーニングです。
このシャドーイングは、1カ月継続するだけでも鬼ほど成長することが出来ますが、その分かなり面倒くさいです。
そのため、相当覚悟のある人しか継続できないと思います。
しかし、このシャドーイングがあなたの英語を劇的に変えるので、歯を食いしばって頑張ってみてください。
先ほど、紹介したTOEICの公式問題集。 使う部分は、主にTOEICのPART3,4 会話問題と説明文問題の答え(別冊子)の台本です。実際の設問や設問の答えなどは使いませんので無視してください!
一つのスクリプト(以下のモノ)を、約3~4日かけて使い倒していきます。
シャドーイング~ 1日目 ~(約55分)
①最初は音声だけを集中して聞く (1分)
一番最初は、スクリプトを見ないで音声だけを集中して聞きます。
どれだけ自分が理解できるのかを確認しましょう。 (最初は、何を言っているのかサッパリですが、徐々に理解できるようになるので安心して下さい!)
また、どのような内容の会話、説明文なのかを推測することは、実際の英会話においても後々役に立つため、意識していきましょう!
② スクリプトを読み、わからない単語や表現を調べ、文全体を理解する(7分)
文章全体を理解することに集中します。
③ スクリプトを確認しながら、音声を聞き、音の変化を確認する(7分)
スクリプトを見ながら音声を聞いて、聞こえにくい部分や発音できない部分などの音の変化を確認していきます。
スクリプトに音の変化がどのようになっているのかを書き込んでも良いと思います。
一つ注意点ですが、ここに時間をかけないことです。音声を聞く回数は、最大でも3回ほどにしましょう。
何日もかけて完璧にしていくことを常に意識して下さい。
④ スクリプトを見ながら音声を聞いて計10~15回音読する(10分)
ここでは、音声を聞きながらスクリプトを見て10~15回音読していきます。
音声と同じタイミングで後れを取らないように音読することを意識する。
どうしても追いつかない部分や発音できない部分などは、重点的に聞いて分析するとよいでしょう。
慣れてきたら、意味を意識して音読が出来ると最高です。(これはかなり難易度が高いのでできなくても全然大丈夫です。)
⑤ スクリプトを見ないで音声だけを頼りに遅れて読む(これがシャドーイングです)(25分)
ここでは、スクリプトを見ないで音源に数秒遅れてかぶせるように発音(これがシャドーイングです)していきます。
恐らく、最初は難しすぎるため、スクリプトをちらちら確認する分には大丈夫です!
しかし、出来るだけスクリプトなしで音声をマネしていくことを必ず意識してください。(最初は出来なくても、そんなものなので全然安心して下さい!!)
人それぞれですが、音読の回数の目安は30回ほどです。
⑥ 最後にその日の最高の音読を録音する(5分)
ここでは、1-5を踏まえて、もうこれ以上はうまくできないだろうと思うものを録音していきます。ボイスメモやLINEのボイスメッセージ機能などを利用するとよいと思います。
この録音は、次の日にシャドーイング練習をする前に、聞いて分析して、どこが出来ていて、どこが出来ていないかを確認するために使います。
そのため、絶対に録音することを忘れないようにしてください!
シャドーイング~ 2から4日目 ~ (約45分)
①前回録音した音声と音源を聞き比べて、分析する(10分)
2-4日目の最初では、前回の自分の録音と音源を聞き比べて、出来ている部分と出来ていない部分を分析していきます。
特に、出来ていない部分を中心にスクリプトに赤ペンなどでチェックしていくと、改善しやすいと思います。
主に、発音・イントネーション・強弱・リズムなどを意識して聞くと、明らかな違いを見つけることが出来ると思うで、実践してみて下さい。
②改善点を意識しながら、スクリプトを見ないで音声だけを頼りに遅れて読む(30分)
ここでは、一日目の⑤を改善点を踏まえた上でひたすらしていきます。
二日目以降はなるべくスクリプトを見ないよう意識します。
どうしても見たくなったら、まずは音声をよく聞いて自分なりに分析し、それでもダメな場合はスクリプトを見ましょう。(たとえスクリプトを見る場合でも、チラ見程度に抑えてください)
③最後にその日の最高の音読を録音する(5分)
一日目に行ったように最後に自分のベストを録音する。
上記の1~3のプロセスを三日目、四日目にも続けていきます。
以上が一つのスクリプトにおけるシャドーイング練習のプロセスとなっております。
次の文章に移るタイミングは、これは完璧に近い!と思った場合、もしくは四日目を終えた場合、が良いと思います。
完璧になるまで同じものを何日もするのではなく、完璧でなくても新しいものに挑戦することで、成長速度が高まります。
従って、納得がいかなくても四日目を終えた時点で、必ず新しい文章に移って下さい。
おわりに
みなさん、最後までお読みいただきありがとうございます。
シャドーイングはめちゃめちゃ面倒くさくて、やり方もかなり細かくてややこしいです。
そのため、チャレンジする人も少ないです。また、チャレンジしても辞める人がほとんどです。
逆手に取れば、このシャドーイングをすればみんなと差をつけることができる。一つ上の段階に行くことができる。ということです!
そのため、少なくともこのブログをここまで読んで下さった皆様には、諦めずに挑戦して欲しいと心から願っております。
今回の記事や、英語学習/留学に関することなど、なんでもわからないことや質問があれば、上のCONTACTフォームから送って頂ければ、丁寧に回答させていただきますので、お気軽にお問い合わせください!
また、僕のブログでは、「英語力向上の隙間時間活用法」や「本気で目指すゼロから日常英会話レベルの4つのステップ(10カ月)」などなど、留学生活・英語学習に役立つ情報を発信しています!
是非そちらもチェックしてみてくださいね。
それでは、ファイティン!
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